突然ですが、「仕事に行きたくないな~」、と感じたことはありませんか?
私事ですが、ピエロ(筆者)は普段から仕事に行きたくない気持ちでいっぱいです。
特に、新卒で入社した会社での話ですが、初日から大遅刻(4時間寝坊)をかましてしまい、
そのまま会社辞めようか本気で検討した経験があります。(遠い目)
ちなみに、「仕事」とGoogleで検索すると、関連するワードのほとんどがネガティブな内容なんです。実際、9割以上が仕事に対するマイナスなイメージを連想させるものばかりです。
なにかと邪険に扱われがちな仕事ですが、一方で、「仕事を通じて成長したい!」「自己実現したい!」と考えている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、このような仕事に対する色々な感情は、既にたくさんの研究機関により解明されております。
今回は、P.F.ドラッカーの『マネジメント 基本と原則』から「労働における5つの次元」を簡単に紹介いたします。
仕事に対する感情に”折り合いをつける”・”客観的に理解する”手助けになれますと幸いです。
労働における5つの次元
1. 生理的な次元
人は機械ではありません。単調な作業は精神的に疲弊させます。
単調な作業よりも、いくつかの異なる作業を組み合わせることで、より効率的に働くことができます。
「単純作業が苦手だな~」と感じるのは、人間の基本的な性分に関係しているのですね。
2. 心理的な次元
働くことは、人にとって「重荷」であると同時に、「本性」である、
また、「呪い」であり「祝福」であると記載があります。
むずかしいことが書いてありますが、働くこと=自己表現する術だよ~ ということですね。
3. 社会的な次元
働くことは、社会との繋がりを意味します。
アリストテレスが「人は社会的動物である」と言ったのはそのためなんですね。
4. 経済的な次元
働くことは、自分自身の生活に直結します。
(余談ですが、私自身、推し活に夢中になりすぎたあまり、破産一歩手前まで追い込まれた経験があります。お金は大切ですよね。)
5. 政治的な次元
集団で働くと権力関係が生まれます。
昇進したりしなかったりする中で、誰かが権力を持つことになります。
社内政治も、働く環境の一部として自然に生まれてくるものというわけです。
まとめ
生理的、心理的、社会的、経済的、そして政治的な5つの次元から考えることで、
自分の仕事観を”客観的に理解”する手助けになります。
ぜひ、コメントにて、仕事に対する考えを教えてください。
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